「モテる」とは、元々は「持てる」と書かれていた時代もあったそうです。「モテる」の意味は、「ちやほやされる」の他に、同性異性からを問わず「人気がある」とか、「豊かである」とか、「状態を保つ」と言う意味があるそうです。
巷での一般的に「モテる」と言うと、異性から言い寄られたり、異性との関係の経験が多かったりということを指すケースが多いように思います。
モテるってどういうこと?
あなたにとって、「モテる」の定義は何でしょうか?
モテたいという衝動は、若ければ誰もが持つことがあるのではないかと思います。
また、年をとってモテなくなったと嘆く人がいたり、逆に年をとってモテるようになったと喜ぶ人もいたりします。
あなたが、今モテたいと思っているならよく考えてみてください。
- なぜモテたいのですか?
- 誰にモテたいのですか?
- 何の為に?
- モテるとどうなるのですか?
- モテると何か得れるのですか?
- モテたら幸せなのですか?
- モテないと不安なのですか?
- モテれば安心できるのでしょうか?
- モテたら自我が満たされますか?
- モテたら自尊心があがりますか?
- モテたらプライドが満足しますか?
- あなたは、たくさんの人にちやほやされていたいのですか?
- それとも、心底分かり合える人が一人いればモテる必要はありませんか?
- 結婚してもモテたいのですか?
- お望み通りモテたとして、いつまでそんな状態がつづくのでしょうか?
- モテるということはあなたにとってどういう意味があるのでようか?
モテたことがあるとか、今モテているという方は以下も考えてみてください。
- 言い寄ってくる人は、どんな人でしたか?
- モテたい人にモテましたか?
- 同じような人たちにモテ続けたいですか?
- モテていることで誰かと満たされた関係が得られましたか?
モテるとは自分の主観的判断
モテると言う時、人は限られた世界を見て言っています。
限られた数人に言い寄られれば人は自分がモテていると判断したりします。
たとえその他大勢の人たちはその人のことを何とも思っていなくてもです。
「若い時はモテたほうです」とか言う人もいますが、“モテる=恋愛経験が多い”と受け取っている人もいます。
恋愛関係に至らなくても、周りの人たちに単にちやほやされるだけで、モテてると思う人もいます。
そして、これらはどれも正しいと思います。
なぜなら、人間は、自分が見たもの、体験したものを主観的に判断するものだからです。
要は、その人の自我が“モテた”と思っていれば、誰が何と言おうと“モテた”のです。
“モテる、モテない”は各人の主観的な判断による見方なのです。
メディアにでっち上げられたモテるタイプ
モテる方法とか、モテる女の特徴、男の特徴とかも、実は主観的意見によるものなのですが、メディアに取り上げられて、たくさんの人がそのような情報に踊らされ出すと、社会でそれに感化される人たちがつくりだす一種のエネルギーの “場”が出来上がり、それが一般論になってしまったりします。
テレビや雑誌などのメディアは、そうやって人々を操作しているということを知っておくと、踊らされずに済みます。
メディアが唱える、素敵なモテ女、かっこいいモテ男に惑わされないようにしましょう。
モテたいと望んで行動する前に、それが自分にとってどういう意味があるのかを考えてみることをお勧めします。
モテることで、エゴは満たされるかもしれませんが、何か大事なものが得れるのでしょうか?
そして、一般論と称される情報に惑わされないで、モテないのなら、モテないことに悩む必要が本当にあるのかどうかを見極めてください。
世の中には、モテる、モテないという概念と無縁の生活をしていて満たされている人たちもたくさんいます。