そして、拒絶されてもそれを受け入れることが出来ずに更にしつこくアプローチを試みたり、逆に「じぶんはダメな人間だ」と落ち込んだりするかもしれません。
こういう状況にいるときは、他の事を考えられないし、心の整理をつけるのも簡単にはいきませんよね。
それでも、今はそうではなくても、いつかは過去の出来事として振り返れる時が必ず来ます。
落ち込み状態から抜け出すには
落ち込んでいる時は、先ずは、落ち込んでいる自分を客観視してみることをお勧めします。
落ち込んで、やるせない気持ちになっている自分がいることを認めるのです。
自分がどんな感情を持っているかも観察出来たらなおいいでしょう。
そして、相手が、その都合はどうであれ、都合があって拒絶したということも認めましょう。
その都合が、あなたには不条理に見えても、訳があっての拒絶だったのです。
どいいう都合かわからなくても、あなたをふった相手に「どうして?」と詳しく聞く必要はありません。
「なぜ、こんなに想っているのにわかってくれないの」とか、「こんなに尽くしたのに」とかは、相手の立場を無視した自分主体の考えであることを認めましょう。
そして、落ち込んでいる自分も、なんらかの都合があってあなたをふった相手も、まとめて客観視してみてください。
そこに見えてくるのは、拒絶されたというあなたの体験です。
「そんなのあたりまえじゃないか」と言うかもしれません。しかし、あなたがそういう体験をしたのだということを認めることから、立ち直りのプロセスは始まります。
体験は、あなたの感情をそこから取り去ると、ただの体験でしかありません。
拒絶された体験は、体験そのものだけではいいも悪いもありません。そこに、感情的判断を下しているのはあなたの自我です。
そして、たとえ傷つく言葉を言われて拒絶されたとしても、どんなに辛い状況であったとしても、その拒絶されたという体験をしたことに感謝するのをお勧めします。
ふってくれた相手に面と向かって感謝する必要はありません。感情的になっている時には、感謝できないでしょうから。
ふられるように手配されていた
あなたが拒絶される体験をすることを、魂が好んで手配したとでもいったらいいでしょうか。
魂からすると、もともとあなたは、拒絶されることになっていたのです。
その体験であなたが得る気づきが魂にとって肥やしとなったのです。
あなたの自我がありがたいと思わなくても、魂にとってはありがたいことだったのです。
例えば、こう考えると気持ちが楽になります。
「自分の魂にとって、あの人とより深い関係を持つことは有益ではなかったから、自分が拒絶されるように見えない力が仕向けてくれたのだ。」
自分が無理して本来の自分を抑えて得た相手との関係や、相手が妥協して自分と付き合った時の関係はなかなか続きませんよね。
たとえ、その時の感情は相手の事が好きでたまらなくても、感情に左右されている時(熱狂的状態、執着状態にいる時)は本当の意味での冷静な選択ができない状態にあります。
そんな時、あなたの自我は、本当に自分にとって最適なことが何であるかが見えません。
魂というととっつきにくくても、ソウルメイトというとしっくりくる方もいるかもしれません。ソウルメイトとは魂の友達とか魂の伴侶のことですよね。
言い換えると、肉体と自我を超えたレベルの友達や伴侶のことですね。
理想の相手に、「ソウルメイトとして付き合っていける人」と何気なく言っている方々も多いのではないでしょうか?
本題に戻ると、結局は、拒絶されたらもともとそうなっていたということです。
魂レベルで最適な成り行きが手配されただけで、相手が拒絶することで、その相手はソウルメイト(魂の友、魂の伴侶)ではではないと教えてくれたのかもしれません。
ソウルメイトでない人と無理して付き合って苦しむ経験をしないで済んだのです。
そう考えると楽になりませんか?
だから、拒絶されても感謝して、次のであいに進みましょう。