最近はモテたいおやじが増えています。
これは、年配層を恋愛対象にする若い女性が増えてきている為、実際にモテるオヤジ達が増えていることが影響しているでしょう。
オヤジとの恋愛関係を提唱するテレビとかのメディアのおかげだとも言えます。
雑誌LEONがちょいワルオヤジを提唱してから、ちょいワルオヤジファッションが流行っています。
モテおやじの特徴
モテおやじになりたくていろいろ調べても、人それぞれ意見が違い、“これがモテおやじだ!”という誰もが納得する定義は見あたりません。
モテおやじの情報を探しても、うざいオヤジ、キモいオヤジの特徴ばかりで、「こうならないように」と言う結論だったりします。
モテおやじの特徴をあえて挙げるなら、清潔でファッションセンスがよくて、話が面白くて、理解力があって、考え方が若くて、ユーモアのセンスがあり、健康で体力があって、気前が良いというところでしょうか。
どれも、聞いたことがあるようなことばかりですね。
モテおやじの代表格はというと、芸能人ですよね。
モテおやじ芸能人ランキングとかを見ても、人気俳優やタレントで金持ちと言う以外、共通点はなく、タイプはバラバラです。
Source: gratisography.com
モテおやじ、ちょいワルオヤジは物欲主義の偶像
映画俳優、芸能人、雑誌などのメディアがモテおやじのイメージをつくりあげています。
メディアが提唱するのは、全て物質的な要素です。
髪型、服装、アクセサリー、車、バイク等、モテおやじ代表の芸能人達が身に着けたり所有したりする物は、モテおやじになりたい人たちの物欲を刺激します。
身なりを整えて、ファッションセンスを磨くのは、女性にモテるのには効果がありそうですが、車とかバイクを何台も持ったり、改造したり、趣味のアイテムを集めたりというのは、モテることとは関係が無さそうです。
実際、改造オタクや、コレクターが好きと言う女性は少ないです。
しかし、これらは、モテおやじのステータスとして、ターゲットの中年層の脳に植えつけられていきます。
この中年層をターゲットに、様々なのもがモテおやじ、ちょいワルオヤジと結び付けられて新たにマーケティングされ続けています。
モテおやじも、ちょいワルオヤジも、日本国内のメディアにでっちあげられた偶像です。
モテおやじになりたい人は、中年層男性をターゲットにしたマーケティング戦略に踊らされているだけかもしれません。
モテるモテないは、個人の主観的判断によるものですから、自分が満足できるか、モテることに執着するのをやめない限りは、永遠に追い求めることになるでしょう。
この記事に共感していただけるなら、前の記事“モテるの定義は自我の勝手な主観的判断”もご覧ください。